2007年11月14日

モンスターペアレント

「モンスターペアレント」という言葉、なんだか面白い。
昔から「変な親」はいたとおもうし、
ああいう親だから、ああいう子が育つんだねぇ〜、
みたいな話はいっぱいあったと思う。

親になった今では、
人様から、そういわれないように頑張りたい。
というかモンスターペアレントの話は
あんまりにも非常識なレベルだから、
ある程度の常識と「プライド」があったら、
モンスターペアレントにはならないと思うけどね。

ただ、この間、親戚の大学生から面白い話を聞いた。
彼女は母親(私の母の従妹)が小学校の教師をしている。
その彼女が生徒の親たちに悩まされているのだという。
母親の教師が、ではない。
大学生の彼女が被害を受けている。

なぜか。

生徒の親が、
教師の家に電話を掛けてきたり押しかけてくるからなのだ。

例えば、
先日は彼女の母親の勤める小学校で、写生大会があったそうだ。
母親はいつもより早く、7時過ぎには出勤してしまった。
そして8時頃。
電話が鳴り始める。

「今日の写生大会にはお弁当が必要なんですか?」
「飲み物は何を持たせればいいのですか?」
「携帯電話を持たせてもいいですか?」
「写生の記念写真は撮ってくれるんですか?」

そのたびに彼女は答える。

「母はもう出勤いたしました」
「私には全く分かりません」
「申し訳ないのですが、学校のほうへお電話下さい」

そうすると、ほとんどの親が

「先生の携帯電話の番号を教えてくださいっ!」

と言い出す。
遠足とか、運動会とかでも、
すべてこのパターンなのだという。

教師の家族なら学校関係者だと思っているんだよ、
と彼女は苦笑する。

携帯電話の番号を保護者に公開している先生もいるそうだが、
彼女の母親は公開していないそうだ。
たしかに
そうでもしないと、
夜も休日も、ものすごい電話の来襲になるだろう。
それに
保護者に番号を公開している教師は
電源を切っていると、あとで
「つながらなかたっ!」とクレームを受けるという話だから
それだったら
最初から公開しない方がマシだろう。

うちの子が怪我をして帰ってきたから原因を調べて欲しいと、
そういうことを教師の自宅に電話してきて、
教師本人が不在でも
「伝えてください」と家族に言って、終わりとか、
そういうパターンも多いらしい。
夜中の10時近くに、突然、
「○○ですが、旅行に行くので明日から学校を休ませます」
と用件を言い始め、
「母に代わりますのでお待ち下さい」
と答えると
「伝えてくださればけっこうですので」
と言ってさっさと電話を切った親もいたそうだ。

教師の家に電話して、その家族に伝言を頼んだ、
というのは
「学校に連絡した」「届けた」」ということには
ならないはずなのだが
それで「先生に連絡した」と思ってしまうらしい。

また、
アポ無しで自宅に押しかけてきて、
「先生はいないんですかっ!」って怒鳴る親なんてのも
時には出現するという。

しんどい話だ。

教師の自宅っていうのは
親にとっては24時間対応のオフィスなのか。

世間で言われているほどには
非常識なクレームとかではないけれども、
教師の自宅に電話をかける人がたくさんいる、
ということには驚いた。
こういうのを
世間の人はモンスターペアレントと呼ばないだろうが、
教師の娘である彼女にとっては
立派に「モンスター」だ。




posted by ルクレツィアの娘 at 13:52| Comment(0) | TrackBack(2) | ビックリ世の中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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