2008年01月20日

幻十郎必殺剣

金曜時代劇で新しく始まった『幻十郎必殺剣』を観た。
北大路欣也さん、もう文句なしの大迫力で、
かっこいい。

が・・・。

どう考えても死神幻十郎の設定が
30代後半くらいなのだ。
時代劇は「ベテラン俳優が若作り」が常識とは言え、
ちょっと無理があった。

なんだか『篤姫』の勝海舟も不安だなぁ。

『八州廻り桑山十兵衛』のときもそうだった。
幼い娘(妻と密通相手の子)をもてあます主人公は
40歳前後と考えていいと思うのだが、
やはり北大路さんがキャスティングされている。

上手いなぁ、かっこいいなぁ、と思うことは思うのだが、
他にいないのかっ! とも思う。まぁ、なかなか時代劇って出てくれないんだろうなぁ。
時代劇に出演すると、
撮影拘束時間が長いのと、
京都や滋賀で撮影があるから東京での仕事とは
なかなか掛け持ちできないのが大変だった、
とかなんとか高島礼子さんが昔どこかで語っていた。

役所広司さんとか、山口馬木也さんとか、渡部篤郎さんとか、
だんだん売れてくると
時代劇には出てくれなくなる。

「八丁堀の七人」の青山様こと村上弘明のように、
時代劇が板に付きすぎると、現代劇には合わなくなる、
という現象も時々・・・。
村上弘明、昔は時代劇に出るのはイヤだっ!って
ごねたこともある(政の頃?)というウワサだったけど、
今は大河でも民放時代劇でも貴重な存在だ。

そういう意味では鈴木一真は期待の人。
確か、元モデルさん。
そのため、かなり背が高いのと小顔なので、
今回のように北大路さんと並んで話すシーンなんかあると、
何となくバランスが変な感じになってしまうのが難点だけど
時代劇俳優になってくれたらいいなぁと思う。
そう言えば「御宿かわせみ」で天野宗太郎を演じてくれたっけ。
東吾さんによく似た雰囲気の「美男の医者」。
うーん、美男なんだろうか???

ところで、『幻十郎必殺剣』の話に戻ろう。

原作は黒崎裕一郎「冥府の刺客」。
っていうか黒崎氏は実は=中村勝行で、
楽翁役の中村敦夫さんの弟に当たる人。
また、
『必殺仕事人』のシナリオを担当していた人でもある。
だから、話のトーンが暗いし、
とにかく人が殺される(T.T)
ちなみに『太陽にほえろ』『西部警察』もこの人・・・。

原作の小説は、とにかくエロ描写が多いので、
私も放り出してしまったため、
あんまり良くストーリーが分かっていない。

今回のドラマが、意外にも
濡れ場無しで2時間放送してくれたので、
最後まで観てしまった。

ただ、濡れ場無しで徹底すれば良いのに
何故か戸田菜穂は着物の上から亀甲縛り。
ええと、せめて襦袢&縄にしてセクシーな場面にするか、
縄をすっぱり諦めて
お布団の上でドタバタに徹するべきだったのでは???
とっても中途半端だった。

上層部は上層部の思惑がうごめき、
現場には現場の人間模様が錯綜しているという、
なかなか良くできたドラマだったと思う。
それに楽翁が善人じゃなかったのが良かった。
勧善懲悪よりこういう時代劇の方が面白いと思うけど、
最近あんまり無いなぁ。

ラベル:時代劇
posted by ルクレツィアの娘 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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